背が伸びると言う事は、骨が伸びているということです。
だからと言って、人間の骨すべてが身長に関係あるわけじゃありません。
実は身長に関係する骨は決まっています。
それが、太もも、足、そして背骨です。
ココの骨が伸びることで、身長がドンドン伸びていきます。
骨が伸びる理由は骨端線(こつたんせん)にあり。
骨端線って読んで字のごとく、骨の端にある線で、この線の部分は、柔らかい軟骨で出来ています。
この周りの骨の細胞が壊れたり、再生したりすることで、身長が伸びているんです。
まず下の写真をご覧ください。
矢印の部分が骨端線です。
成長期の子供の場合、この骨端線の周囲の骨の細胞は新しく生まれる変わります。
しかも、もの凄い勢いで細胞が再生していきますので、グイグイ身長が伸びます。
例えばこんな事聞いたことありませんか!?
子供が病院でレントゲンを撮った時、医師がレントゲンを見ながら、「まだまだ背が伸びますね。」って。
これって骨端線が確認できてるんです。
だから、医師はそんな事をいうわけで、別にいい加減なことを言っているわけではないんですよ。
逆に大人の骨をレントゲンで取ってみて、骨端線が消えています。
これは成長期が終わり、柔らかい軟骨だった骨端線が硬くなってしまったからです。
だからそれ以上は身長が伸びないのです。
骨端線の軟骨部分を長く柔らかくしておく為に必要な栄養素。
1日でも長く、骨端線の軟骨部分を柔らかくしておけば、それだけ子供の身長が伸びるチャンスがあります。
では、その軟骨部分に必要な栄養素ってなんでしょうか!?
実はそれが、コラーゲンの原料とも言われるたんぱく質、鉄、そしてビタミンCです。
どの栄養素もとても大切ですが、特に鉄分はこの軟骨を作る上でとても重要な役割を持っています。
成長期の子供は鉄分が不足すると、貧血、立ち眩みを起こしやすくなります。
しかも、鉄分は血液を作る原料にもなっているので、身長を伸ばす骨端部分の軟骨にはなかなか行き渡りません。
当然、栄養素が足りない軟骨部分は、早く硬くなり骨の伸びも止まり、身長もそれ以上伸びなくなります。
なので、食事の中で鉄分をしっかり取ることが重要です。
鉄分を多く含んでいる食べ物って何!?
豚肉、鶏肉のレバー、パセリ、はまぐり、卵黄、青のり、ひじき、油揚げなどなど、鉄分が含まれている食べ物は多いです。
ですが、鉄分を多く含む食品は、子供が食べたがらないような食品に多く含まれています。
なので、成長期の女の子に多い貧血は、体質もありますが、完全に鉄分が不足しているのです。
なので貧血で倒れてしまうのです。
そうなると、身長を伸ばす前に、貧血対策をしないといけなくなります。
そうならない為にも、食品で十分摂れない栄養は、サプリメントで補給するのがベスト!
子供の身長を伸ばす時期は、本当に限られているので、しっかり栄養補給をしてあげてください。
十分な栄養と睡眠、適度な運動、そして安定した子供の情緒の4つが揃って、子供の身長は伸びてきます。
特に食事では十分な量を摂ることが難しい、鉄分、ビタミンD、アルギニンはぜひサプリで補給してください。
オススメはアスミールと呼ばれる、牛乳で溶かして飲むタイプのサプリです。
子供の成長に必要な1日分の栄養の80%/を、このアスミールで補うことができます。
なので、子供の身長や体格を大きくしてあげたい親御さんは、ぜひお試しください。
関連記事:アスミールは何歳から飲める?背が伸びる子供たちが続出するその訳は!?
子供が大きくなる時期は、小学生高学年~高校2年までと言われています。
個人差があるので、少しは前後するものの、体が大きくなるゴールデンタイムはこの時期だけです。
この時期を逃すと、あとはほとんど骨が伸びません。
子供の為にはしっかり親がサポートしてあげてくださいね。